今回は2001年のファイナルダイビングです。 大義名分は二年間お世話になったキッズのスタッフの輝ちゃんの送別会？ 宮古島の忘年会等々を理由に師走の忙しい中の宮古島です。
那覇からの始発便で宮古入りして東京直行便でいらっしゃるDr.Kusumeを待ち午前11時半の出発。 ゲストは私とDr.Kusumeとキッズ池側、キッズ岩瀬の2名（お年寄りの木村さんは船もちです）と知り合いのショップの相乗りがガイドを入れて3名、私とDr.Kusumeはガイトがマンツーマンで付き殿様ダイビングの様相です。
三日目からは通称キャット田中氏と合流、ディープ好きな私でさえも舌を巻いたディーパー？
なぜかこの時期ダイブ・キッズのゲストは私を筆頭に親父軍団の様相です。 陸上ナイトはって？（夜）ご想像に任せますが、たぶん想像通りの行動だったのでしょう。 （笑）
この時期潜りに行くと言うと、「沖縄とは言え寒いのではないですか？」 とのご質問を受けることが多いですが、 大丈夫ですよ、寒がりの方はドライスーツでもOKですが、一番良いのはオーナーの木村さんから教えていただいたことですが、エキジットしたら体を拭いてすぐに乾いた水着なり下着に着替えてしまうことです。 私も三月や十一月、十二月は実践していますが、なんといってもこれが一番です。 水面休息の二時間以上もの間濡れた水着やウェットスーツを着ていると寒いですからね。
それには少し荷物になりますが、水着を二・三枚と着替えを多めに持って行くことですね。
※ Dr.Kusumeは日本のドクターの中で一番多く本数を潜っていらっしゃる方だそうです。
多分数千本・・・（キッズ木村氏談）
| NO | TIME | 最大水深 | 国 | 地域 | ポイント | スタイル | 天気 | 波 | 流れ | 気温 | 水温 | 透明度 |
| 513 | 0:46 | 39.8m | 日本 | 沖縄 | 宮古島 本ドロップ | ボート | 曇り | 多少波 | 多少 | 20℃ | 24℃ | 25m |
| 昨日まで海は時化ていたが、今日は大分落ち着いてきた。 １本目は本ドロップへ。エントリーすると、今日は少し流れがあり流れに向かってドロップオフに沿って泳いで行く。 スミレナガハナダイのオスとメスがたくさん居てとても綺麗だった。 壁の亀裂には、アカマツカサがたくさん縦に並んで泳いでいた。 組み体操をしている様に見える。 そして、その中に２匹の大きなロクセンヤッコが混じっている。 沖の根に向かい辺りを見回すが、今日はロウニンアジはどこかに遊びに行っているようだ。 そして、後半は流れに乗ってゆっくりとドリフトダイビング・・・ ドロップ沿いを流れに身を任せてフワフワと浮いていると、１０匹程のハナゴイが縦になり横一列に並んでいるのが見えて来た。 どうやらここはエステの様で、みんな順番待ちだ。 そのままでも十分に綺麗なのに、紫色の美貌にさらに磨きをかけるらしい。 人も魚もどうやら同じようだ。 エステティシャンである２匹のホンソメワケベラは、とても忙しそうだ。 それにしても、下から「じーっ！」と観察しているとほのぼのとしてきて、つい見入ってしまった。 船の下の根には、カスミチョウチョウウオが桜吹雪の様に舞っていて、その中を掻き分けて行く・・・そこに綺麗なウメイロモドキ、クマザサハナムロが川の様に通り過ぎていく・・・浅場に来るとモンハナシャコを発見！巣穴の中に指示棒を「そーっ！」と、入れていたずらをしていました。（キッズ岩瀬） |
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| 514 | 0:53 | 36.0m | 日本 | 沖縄 | 宮古島 アントニオガウディ | ボート | 曇り | 多少波 | 無し | 20℃ | 24℃ | 25m |
| マンタ・白のハダカカオコゼ・オドリハゼ・イソマグロ・クロヒラアジ・バラフエダイアントニオガウディで大きなイソマグロ３匹。 そして、エキジットした後に水面でマンタを発見！スキンダイビングで見ました。（キッズ岩瀬） | ||||||||||||
| 515 | 0:46 | 42.3m | 日本 | 沖縄 | 宮古島 ウォールケーブ | ボート | 晴れ | 多少波 | 無し | 23℃ | 24℃ | 30m |
| ドロップオフの棚の上にエントリーすると、壁沿いにはカスミチョウチョウウオの群れや、少し下にはスミレナガハナダイの雄が青紫色をした身体を渋く輝かせながら泳ぎ回る。 水底近くまで潜降して行くと壁には大きなウミウチワがありその中のひとつを良く見ると赤いチェック模様のクダゴンベがエダに乗っかり眼だけこちらを見ている。 壁に開いたケーブの中に入るとアカマツカサが群れ、ケーブの入り口から差し込むブルーの光がとても綺麗！ 他のチームは少し深めの方のケーブへ。 そこにはリョウマエビやカノコイセエビ、まだ和名の無い真っ白な身体にお腹のブルーが透けて見えているオトヒメエビの仲間が見られた。 他にもシマクダリボウズギスモドキも健在でした。（キッズ池側） |
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| 516 | 0:48 | 38.8m | 日本 | 沖縄 | 宮古島 トリプルスリー | ボート | 晴れ | 多少波 | 多少 | 23℃ | 24℃ | 25m |
| 巨大アカククリの群れ、サメ2匹、クロヒラアジ、スジハタ等々 最近佐和田の浜の工事であまり透明度が良くないので潜っていなかったので、久しぶりにトリプルスリーに潜ってみることにした。 大物に期待しつつエントリーすると根の上には、アカネハナゴイがたくさん気持ち良さそうに泳いでいた。 窪みにはアカヒメジ、ノコギリダイ、アカマツカサが群れている。 ハングしている所の暗がりには、アカククリが２匹隠れていた。ゆっくりといつも行くとは違う沖の穴の方に向かうと、大きな穴の入り口が見えて来た。 穴に入ると大きなアカククリが一匹、二匹・・・十数匹も居ました。 その穴からいわゆるトリプルスリーの方に行くと根の窪みにサメを発見、もう少し上に上がって行くと更にもう一匹のサメが居て近づいて行くと浅いほうに逃げて行ってしまった。 ミズタマサンゴにはバブルコーラルシュリンプが３匹いて、その側にはオラウータンクラブがモコモコと動いていた。 ブイのすぐ側には、黒いアイシャドウをした可愛らしいベニゴンベがいて、サンゴの中を「ちょこちょこ！」と、走り回っていました。（キッズ岩瀬） |
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| 517 | 0:48 | 34.5m | 日本 | 沖縄 | 宮古島 L字＆Wアーチ | ボート | 晴れ | 無し | 無し | 24℃ | 24℃ | 25m |
| マンタ・イセエビ・シモフリタナバタウオ・シンデレラウミウシ・モンガラの幼魚等々 今日は朝から快晴！風、波も無くとても穏やかです！ 南よりの風なので久しぶりに白鳥方面へ！ １本目はＬ字アーチへ！エントリーし沖に向かうと、ワープホールの入り口のある根の隙間に、１ｍ程のホワイトチップが１匹隠れていた。 他のサービスのダイバーが穴から出てくるところだったので、こちらの隙間に逃げて来た様だ。アーチの手前にはアカヒメジ、ノコギリダイ、そして、暗がりにはアカマツカサがたくさん潜んでいる。 アーチをくぐり抜けると、イソマグロが１匹通り過ぎて行った。ロウニンアジは今日は留守でした。 大きな岩にはシンデレラウミウシがへばり付いていました。 ピンクに白の縁取りは何時見てもとても綺麗です。 とっ！その時、タンクの鳴る音がっ！上を見上げると、そこには大きな「マンタ」がっ！海のブルーに差し込む太陽の白い光の下を、マンタがゆっくりと通り過ぎていく・・・マンタのシルエットがとても綺麗で見入ってしまいました。 ドロップ沿いをぐるっと泳いで行きＷアーチへ！太陽の光がたっぷりと降り注いでいて、下からアーチを見上げるととても綺麗でした。ゴロタで小物を探していると、茶色いハダカハオコゼを発見！まさに枯葉の様に「ゆらゆら」揺れていました。 （キッズ岩瀬） |
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| 518 | 0:58 | 30.5m | 日本 | 沖縄 | 宮古島 オーバーハング | ボート | 晴れ | 無し | 無し | 24℃ | 24℃ | 25m |
| ２本目はオーバーハングへ！ エントリーすると、真下にタイワンカマスの大群がいて、「写真に撮ってくれ！」と、言うように綺麗なシルエットを描いていた。 ハングの水底には、ハナヒゲウツボの幼魚がいました。以前と同じ固体でしょうか？場所は少し移動していました。沖を回って帰って来るとハングの根の上に、またしても「マンタ」がっ！今回はハングの根の上で、口を大きく開け、口の脇にあるヒレを外側にくるりと丸め、その方向にゆっくりと回って泳いでいます。 どうやらお食事中のようです！しばらくの間、優雅に泳いでいました。 正面、下から２ｍぐらいの近さで見ることができ、石垣島や西表島で見るマンタに匹敵する程の迫力です！！ マンタは何度見てもいいものですね・・・（キッズ岩瀬） |
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| 今回の選りすぐり 今回は（も）納得した写真がありませんでしたが、宮古での初撮りのマンタや和名 無しエビなど、誰かオトヒメエビもどきのエビの名前が解る方は教えて下さいね。 （画像をクリックすると800×600ピクセルの大きな画像が見れます） |
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| アカヒメジ＆ノコギリダイ | アカククリ | 白のハダカカオコゼ |
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| 和名無し？エビ | 宮古で初撮りのマンタ | ベニゴンベ |
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| リョウマエビ | シンデレラウミウシ | モンガラハギYg |
