今回は新アポゴンのメンバーの独身男性三名(元会、あきき、ゴンちゃん)とコブダイくん親娘と言う変な組み合わせのツアーになりました。
新潟県を早朝一時に出発、心配していた高速道路の渋滞も無く東京羽田空港に着いたのが午前四時、そのまま7時25分発の宮古島行きの直行便に乗り、宮古着10時25分、ショップで支度をして午後からの2ボートダイビングです。(けっこうハードなスケジュールでお父さんはお疲れモード)
娘のみぃなと行く夏休み恒例のダイビングも今年で早五年目、そのうち宮古島は四年目になります。 やはり国内、それも気心が知れているショップ・ポイントが一番かと。
今回は娘の50本記念とコブダイくんの500本記念のダブル・アニバーサリー・ダイビング。 私が一本パスすれば親子で50本&500本が出来たのですが、やはりコブダイくんにはパスなどできるはずがありません。 さっさと500本を済ませ、娘の50本は次のダイビングにしてしまいました。 (笑)
宮古島のお楽しみはやはり陸上ナイト、初日は前日寝なかったせいもありコブダイくんはバタンキュー(一番先にダウンしたとか?) 連日の陸上ナイトも潜った?ポイントは一本目は五箇所行ったも二本目は三箇所です。 ちなみに一本目は「ぽうちゃたつや」「串屋支店」「海王丸」「キャプテン・メリアン」「十串屋」「おふくろ亭」、なんで五泊で六軒だって? 一晩は親子組と独身男性組と分かれて行ったのです。 その後は「愛しのベティ」「ミス・ディオール」「ピサラ・バー」
最終日は夜便なので、中には二本潜って飛行機に乗るつわものもいるみたいですが、島内観光にのんびり組と分かれてのんびりと過ごしました。 島内観光組は池間島に行く途中にある○○○と言う食堂のタコライスでなくタコ丼がすこぶる美味だったとか? 島内観光をする時はぜひ寄ってご賞味下さい。
さてさて余談はこれくらいにして、ダイビングのお話をしましょうか?
この時期はいつも南西の風が吹きあまり下地島側のポイントに入れないのですが、今回は夏にしては珍しく連日の北東の風、台風の影響等もあり残念ながら八重干瀬には行けなかったものの、5日間で12本潜ったうち1本だけが伊良部島側のWアーチ、あとは全て下地島側のポイントでした。
下のログを見ていただければ解る通り、リクエストが無かったので通り池には行かなかったものの、穴・トンネル・ケーブの地形のポイントにトロピカルな白砂に珊瑚のポイントもあり、80分の潜水時間あり減圧バリバリのディープあり、アケボノハゼやピグミーシーホースありとこれがホントのファンダイブ?の見本みたいなダイビングを楽しんで来ました。
今回は台風11号の影響もたいしたことなく、帰りの飛行機も欠航もせず非常に運が良かったダイビングツアーであった、これもひとえにコブダイくんの日頃の精進の賜物かと? コブダイくんの宮古島での潜れないことは一回も無いと言う神話は続いております。
NO | TIME | 最大水深 | 国 | 地域 | ポイント | スタイル | 天気 | 波 | 流れ | 気温 | 水温 | 透明度 |
494 | 0:54 | 18.6m | 日本 | 沖縄 | 宮古島 Wアーチ | ボート | 曇り | 無し | 無し | 31℃ | 30℃ | 18m |
コブダイくんも100日ぶりのダイビング、娘のみぃなは一年ぶりのダイビング、あとグループの中には二年ぶりの方もいたりしたので、少し浅めのWアーチでのチェックダイブを兼ねたダイビングです。 アーチ有りトンネルあり、サンゴありと浅い割には楽しめるポイントです。 トンネルの中にはウコンハネガイが居たり、アーチのところにはノコギリダイの群れやらアカヒメジの群れが居て、クマノミもいっぱい居ます。 しばし久しぶりのトロピカルフィッシュと戯れました。 | ||||||||||||
495 | 0:58 | 13.2m | 日本 | 沖縄 | 宮古島 渡口ガーデン | ボート | 晴れ | 無し | 無し | 31℃ | 30℃ | 12m |
伊良部側の透明度がイマイチと言うことで、朝から潜っていたグループが午前中潜った渡口ガーデンに行ってみました。 ところがやはり午前中30mもあった透明度も午後になると落ちるようで(潮の関係があるのか)午後に行ったら12m〜15m、でも浅いポイントなのでのんびりと白砂に珊瑚が点々とあるきれいなポイントを楽しみました。 | ||||||||||||
496 | 1:00 | 33.4m | 日本 | 沖縄 | 宮古島 ジュリアナ | ボート | 曇り | 多少波 | 無し | 29℃ | 30℃ | 25m |
別名サンゴホールと言うポイントです。 宮古島で140本も潜っているコブダイくんもお初のポイントです。 ホールを出るときの外洋のブルーがとてもきれいですね。 穴の出口にはキンメモドキがビッシリ群れていました。 ハナゴンベを見ましたがこんな浅いところにも居るんですね。 | ||||||||||||
497 | 0:55 | 26.2m | 日本 | 沖縄 | 宮古島 ツインケーブ | ボート | 晴れ | 多少波 | 無し | 31℃ | 30℃ | 20m |
ホールにケーブにと地形はにはたまらないポイントです。 キンギョハナダイが群れて居て、ムチカラマツにはカクレエビやガラスハゼなどが着いています。 穴の中にはマツカサウオやリュウキュウハタンポなどが群れていて、船の下の砂地のところにはシノビハゼとテッポウエビの共生やオドリハゼも見ることができました。 | ||||||||||||
498 | 1:00 | 24.6m | 日本 | 沖縄 | 宮古島 スウィーパーズガーデン | ボート | 晴れ | 多少波 | 多少 | 32℃ | 30℃ | 18m |
ここはコブダイくんが命名したポイントでダイブ・キッズのオリジナルポイントです。 アンカリングした根から少し泳いで行くと小型トラックくらいの根があり、そこにスカシテンジクダイ、キンメモドキがゴッチャリと付いています。 それを狙うハタやミノカサゴが居て見ていても飽きないです。 穴の中にはアカシマシラスジエビが居て素手の手を入れるとエビが爪の間等をクリーニングしてくれます。 また今年の春まではクダゴンベが住み着いていたのですが、ヤギが死んでしまったらクダゴンベも居なくなってしまいました。 このポイントはクマノミ六種類のうちトウアカクマノミを除く五種類のクマノミを見ることができます。 また根の周りにはウメイロモドキの幼魚の群れやグルクンの群れが居てとてもきれいだった。 | ||||||||||||
499 | 0:56 | 37.5m | 日本 | 沖縄 | 宮古島 アントニオ・ガウディ | ボート | 晴れ | 多少波 | 多少 | 30℃ | 30℃ | 25m |
さてさて今日はいよいよコブダイくんの500本記念です。 一本目はかって知ったるポイントのアントニオ・ガゥディ、勝手に深場に潜って行くと更に深場に同船したT氏が居るではないですか? 私がガウディの穴の下で38mそこから更に・・・ なんと57mまで行ってしまったとか? 宮古島も深場に行けば必ずアケボノが居るんですが、やはり無限圧ダイビングが基本ですから・・・ ガウディの横の砂地のところにハナヒゲウツボの幼魚が居ました。 |
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500 | 0:54 | 31.5m | 日本 | 沖縄 | 宮古島 東のドロップ | ボート | 晴れ | 多少波 | 中 | 32℃ | 30℃ | 18m |
やはり午後からになると透明度が落ちてきました。 普段ならハナレ根が見えるのに今日は見えません。 エントリーしてさっそく500本記念の写真を撮る、流れが結構強く中々良い具合に撮れない、透明度も良くないので、浅いところでデジカメのストロボをオフにして無事撮影終了! そこからが問題でハナレ根まで泳ぐがアゲインストのカレントが強く中々辿りつけない、いつ「みぃな」がギブアップするかと見守っているが、なんとかグループについて来た。 他のグループは初心者がいたようで、途中でUターンしたようだ。 カスミチョウチョウウオがいっぱい居る、またドロップの壁に定番のサロンパスを貼ったようなスミレナガハナダイが群れていたり大きなロクセンヤッコが居た。 下の方に行った連中は深場で巨大ガーラとアケボノハゼを見たようだった。 | ||||||||||||
501 | 0:54 | 21.8m | 日本 | 沖縄 | 宮古島 中ノ島チャネル | ボート | 晴れ | 多少波 | 無し | 32℃ | 30℃ | 15m |
ここは私の好きなポイントの一つである。 ケーブ・トンネル・アーチが複雑に入り組んでいて楽しい、ただしあまりはまり込むと出口が見つからなくなることもあるかも知れない? あちこちに穴が開いていて手招きしている。 水深が浅いのでエアーの心配はないが帰ることを考えて穴に入りたいものである。 途中からキンチャクガ二探しをするが今回は不発だった。 かぼちゃ大の石にヒトスジギンポが住み着いていたのが興味深かった。 | ||||||||||||
502 | 0:54 | 31.6m | 日本 | 沖縄 | 宮古島 魔王の宮殿 | ボート | 晴れ | 多少波 | 多少 | 32℃ | 30℃ | 30m |
久しぶりの魔王である。 最初左側を回ってから魔王に入る、最初の宮殿の部屋のところから上を見上げるとハタンポの群れが光に輝いてとてもきれいである。 穴を出てから輝ちゃんがアケボノ見る? って聞いたのでもちろんと言って付いて行ったのは良いが全員が付いてきてしっかり観賞した。 (娘のみぃなは耳抜きが調子悪いと言って25mのところで待っていた) ※魔王の宮殿の入口の左側の31.6mあたりですよ。 | ||||||||||||
503 | 1:02 | 25.2m | 日本 | 沖縄 | 宮古島 ミニグロット | ボート | 晴れ | 有り | 多少 | 32℃ | 30℃ | 20m |
台風のウネリが入って来ているのか少し底ウネリがあるようだ、ホワイトサンドロードから右の棚を回りミニグロットに行く、ガイドのあきらくんとコブダイくんが浮上するがウネリがひどく他の人は水中でスタンバイ、穴の中にはハナミノカサゴやハタンポが居た。 外に出るとカスミアジとバラフエダイが穴の上あたりを泳いでいる、帰りにホワイトサンドロード沿いにエビ・カニ類を探しながら泳いで行くとアジアコショウダイの幼魚やイロブダイ、ツユベラ、カンムリブダイの幼魚が居た。 | ||||||||||||
504 | 0:40 | 53.0m | 日本 | 沖縄 | 宮古島 本ドロップ | ボート | 晴れ | 多少波 | 多少 | 30℃ | 30℃ | 30m |
宮古島のピグミーシーホースを見ようと話がまとまり本ドロップへ。 エントリーと同時に亀さんのお出迎え、根の上でも25mくらいだろうか? トップから少し降りた壁に中くらいなウミウチワがあってそこに居るという話である。 輝ちゃんのガイドでポイントに行くが中々見つからない、50mラインにも居ると言う話なのでひとりで深場に下りて探しに行く、トンネルの中にウミウチワがあったので水中ライトで照らして探すが見つからない、そのうち減圧が出始めたので浮上、最初行ったところで輝ちゃんに見つけてもらった。 デジカメで数カット撮影したが自信が無い、やはりマクロは(特にピグミーみたいな)ハウジングのマクロで撮るのが一番だと思う。 次回の宿題にしておこう! 深場のピグミーの近くにはアケボノハゼも居たと言う話だった。 | ||||||||||||
505 | 1:19 | 14.2m | 日本 | 沖縄 | 宮古島 トロピケーブ | ボート | 晴れ | 多少 | 無し | 32℃ | 30℃ | 15m |
いよいよ最後のダイビングになりました。 リクエストは午前中ディープなダイビングをしたので、浅めでゆっくり楽しめると言うことでトロピケーブです。 ここも水深が浅く白砂にサンゴが点々としてアカメハゼやトロピカルフィッシュの幼魚がいっぱい、またケーブもある体験ダイビングにも使ったりする初心者でも楽しめるポイントです。 最後と言うことでエアーの続く限り潜る? 最後に船の下でバブルリングを作る練習をしたりして遊んでいました。 中には90分も潜っていた人も・・・ |