宮古島ログO

20世紀最後のダイビングもやはり宮古島だった! 12月も中旬だと言うのに気温25℃、水温25℃、Tシャツ短パンで充分な気候だ。
海もウェットスーツでちょうど良い水温、透明度も良く運がよければマンタさんにも会えるし、なにせお客さんが少ないからリクエストし放題! こりゃ〜行くしかないよね!
 

新ポイントのスウィーパーズ・ガーデンなるところで下地島側では珍しくクダゴンベ発見! それも水深23mだって。

NO TIME 最大水深 地域 ポイント スタイル 天気 流れ 気温 水温 透明度
468 1:00 25.0m 日本 沖縄 宮古島 ミニグロット ボート 晴れ 多少波 無し 24℃ 25℃ 25m
 今日は昨日までのお天気と大違いで快晴! Tシャツ短パンでも良いような初夏のようなお天気だ、キッズ木村氏はおじいちゃんとおばあちゃんヒロミさんと一緒にリナちゃんの幼稚園のクリスマス会、ゲストは独りなのでスタッフの輝ちゃんとアキラ君を引き連れてひょうたん村の臼〜さんの船に便乗することになった。 と言ってもゲストは私の他は地元の看護婦さんだけのまるで貸し切り状態。 臼〜さんもかって知ったる他人の船で、乗っけてもらったことはないが、マリンサービスの船に便乗させてもらったりいつも渡口の浜でご一緒させていただいている楽しい人だ。

 さてさて気温25℃、水温25℃の40日ぶりの宮古の海はどうかな〜 一本目はミニ通り池ことミニグロットだ、エントリーをして壁際にそって外洋の方に行くとカスミチョウチョウオの群れやクロユリハゼ・オグロクロユリハゼがいっぱいいる。 折からのマンタシーズンなんで時々水面を見ながら進むがマンタさんはお留守のようだ。 右に旋回してチョット水深を上げると水深10メートルくらいのところにぽっかりと大きな穴が開いている。 いつもいっぱい居るミノカサゴも今日はお留守のようだ。 水中ライトで穴の方々を照らしながら進んで行くと上に明かりが見えてきた、今度は上に向かって浮上して行く・・・穴の中から出たので太陽がやけに眩しい。 レギュレーターを外して地上の空気を吸う。 空がきれいだ。

 帰り際は穴の中から見る外洋のブルーがとてもきれいだ。 穴の入り口のそばでカスミアジ・イソマグロ・バラフエダイ等々を見ながら帰る。
帰る途中に穴の中から遊びにきていたらしいハマミノカサゴ・ネッタイミノカサゴがいた。 ボートの帰り道のホワイトサンドロードでいろんな魚の幼魚、稚魚を観察しながらいつも寄り道するミズタマサンゴに付いているアカヒゲカクレエビに挨拶して帰る。
469 0:58 29.2m 日本 沖縄 宮古島 オーバーハング ボート 晴れ 多少波 無し 25℃ 25℃ 30m
 一本目が終わってインターバルタイムの時佐和田の浜にアンカリング、お天気も良く下地島空港に発着する飛行機を見ながら船上で昼食。 二本目は臼〜さんがマンタ情報を聞いたので北のオーバーハングに船を走らせる。 先ほどまでは二枚ほど居たらしいが時すでに遅く会えなかった。 でも巨大ナポレオンに遭遇する。 最後に船の下でサツマカサゴを激写、サツマカサゴは胸ビレの裏がきれいなのだけど残念ながらヒレの裏は撮れなかった。
470 0:53 35.3m 日本 沖縄 宮古島 L字アーチ ボート 晴れ 多少波 無し 25℃ 25℃ 25m
 今日はキッズの船はオーナーの木村氏とスタッフのアキラくん、ゲストは私独りだけ・・・お天気もまあまあでフルリクエスト。 南東の風が吹いているので、久しぶりに伊良部島側に船を走らせて巨大ガーラ(ロウニンアジ)狙いでL字アーチに行くことにした。
 エントリーをして水深を下げて行くとアーチに出る。 ロウニンアジを探すが不発! 巨大タテジマキンチャクダイが二匹、深みに下りていって大物でもと思い水深35メートルくらいまで行くがイソマグロ一匹だけだった。
 帰りはL字アーチからトンネルを通って上にあがった。 それにしてもトンネルの中に食べごろサイズのイセエビが数十匹も居たのには驚いてしまった。 帰りにいつもは姿を見ただけで人間の方が逃げていくゴマモンガラが穴の中でクリーニングされてて非常に興味深かった。
471 1:00 24.3m 日本 沖縄 宮古島 スウィーパーズ・ガーデン ボート 曇り 多少波 無し 25℃ 25℃ 25m
(以下キッズ木村氏です) 

 ここはトップで−3mと浅く、リーフにはサンゴがビーッシリと生息していて、体験ダイビングや講習にもGOOD! 真南に向かって沖に進んで行くと、2mを越えるテーブルサンゴがあり、その近くにはフタスジリュウキュウスズメダイの群れやウメイロモドキの幼魚、ミナミダテハゼとテッポウエビの共生などを観察することが出来る。

 −24mの砂地をさらに進んで行くと大きな岩に辿り着く。 そこにはポイント名の通り、ゴールデンスウィーパー(キンメモドキ)が岩を覆い尽くすほど群れていて、その周りには様々な生物を観察することが出来る。

 ライトを当てると真っ赤に浮き上がるイソバナをじっくり観察するとイソバナガニや透明なカクレエビの仲間(不明)に混じって、なんとクダゴンベを発見!!! 宮古島で−24mと浅い所でこいつを見るのは初めての事。 

 他にもテンジクダイ系、ハタ系、スズメダイ系、チョウチョウウオ系などなどいーっぱい。

 ここの岩だけでフィルム1本、あっと言う間に使い切ってしまうほど被写体に困らない、写真派には最高のスポットだ。

 ボートの下には宮古では珍しいセアカコバンハゼまで発見!。

 ここは潮通しが良いので透明度も良く、水深も浅いので初心者からベテランまで楽しめるので、皆さん是非是非潜ってみて!!!


今回の選りすぐり
今回は全てデジカメ(NIKON COOLPIX800+DIVハウジング)で撮った画像です。
(写真をクリックすると大きな画像がでます)
クダゴンベ スカシテンジクダイ キンメモドキ
クダゴンベ スカシテンジクダイ キンメモドキ
アカスジカクレエビ ミニグロットから見た水面
ハマミノカサゴ アカスジカクレエビ ミニグロットの下から見た水面
ハマクマノミ 下地島飛行場 チカメキントキ
宮古島定番ハマクマノミ 佐和田の浜と下地飛行場 ベニマツカサ

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