宮古島ログM

 二ヵ月半ぶりの宮古島、8月はここ三年恒例になった娘との宮古島です。 お天気にも恵まれ台風もなく、伊良部島周辺、八重干瀬、下地島周辺縦横に潜って来ました。
ただ透明度は冬や春先と違って概ね20m〜30m、でも魚がいっぱい、特に春先に生まれた赤ちゃんがいっぱいいて、楽しいフィッシュウォッチングでした。

 お楽しみの陸上ナイトはって? 今回はU氏、T夫妻、I氏、M氏、E氏等々陸上ナイトの達人がたくさんいたので、コブダイくんも断りきれなくて? 連日の陸上ナイトに出かけました。

NO IN OUT 時間 最大 国名 地域 ポイント スタイル 天気 海況 流れ 気温 水温 透明度
438 14:18 15:16 0:58 26.0m 日本 沖縄 宮古島 オーバーハング ボート 多少波 無し 30℃ 28 20m
 宮古空港着10:25、連れの二人は那覇経由なので11:00まで空港にて待機、合流してダイブ・キッズに行きセッテング、着替え後食事をしてボートへ、ボートではすでに午前中一本潜り終わった連中が待っていました。
 今日は私達以外のお客さんは全員三本とのこと、みんな元気だね。 さて一年振りの娘はどうだろう? 器材のセッティングはまあなんとか・・・エントリーしてもOK! それにしても今日はお客さんが多い、私達を入れて総勢20名、ガイド・サポートを入れると24名だった。 
 無事エントリーしてカメラチェック、ここで一番目のトラブル発生、時間が無くて船上にてカメラのフィルムをセットしたのでハウジング内部の湿度が高くて水没では無いけれど、ポートが曇ってて写真が撮れない・・・、ダイコンも誤動作しているし(第二のトラブル)・・・娘のダイコンを見ながら潜っていました。
 この時もすでに第三のトラブル発生エアーUから空気がポコポコとフリーフローしています、しょうがないので途中でインフレーターのホースを外して潜っていました。 やはり器材は2〜3年に一回くらいはオーバーホールしないとダメなのかなー(7〜8年していなかった)
 最後に休憩時間にスキンダイビングをしている時第四のトラブル発生。 なんと買ってから一年も経っていないフルフィットのフィンのストラップ部分が突然裂けてしまいました。 
 そしてさらにさらに第五のトラブル発生、マスクに付けたシュノーケルを外そうとしたらマスクのストラップがプツンと切れてしまった(やはり7〜8年使っていたものですが) 今日は厄日なのかな〜 それとも家に残してきた女房か息子の怨念か! (来年からはお盆は避けた方が良いかも?)
439 16:17 17:07 0:50 26.2m 日本 沖縄 宮古島 クロスホール ボート 多少波 無し 29℃ 28℃ 20m
 一時間の水面休息の後クロスホールへ、ここは穴のしたから水面を見ると穴の形が十字架に見えると言うのでこの名前がついたポイントです。 下に行くとキンメモドキやスカシテンジクダイがごっちゃリ、持参のデジカメを娘に渡して接写! 
440 10:42 11:47 1:05 26.6m 日本 沖縄 宮古島 白鳥崎 ボート 多少波 無し 30℃ 28℃ 20m
 ここは体験ダイビングでも使っている静かな入江のポイント、船のしたが5〜6メートルでなだらかな傾斜を降りて行くとクマノミやムチヤギに付いたガラスハゼやカクレエビが・・・あと穴の中にオトヒメエビ、ウコンハネガイ、リュウキュウハタンポ。
 上がり際にオオナマコに付いているカクレエビをデジカメで激写!  ここは浅いところにいろんな魚やエビ類がいっぱいいます。 アカホシカクレエビ、オトヒメエビ、クマノミの赤ちゃん、カンムリブダイの赤ちゃん、ツユベラノ赤ちゃん、ネッタイミノカサゴの赤ちゃん(これはすごく可愛かった) 船の下は水深が浅いのでついつい65分も潜っていました。
441 13:32 14:25 0:53 30.2m 日本 沖縄 宮古島 サージョン・リーフ ボート 多少波 多少 31℃ 28℃ 20m
 エントリーして深場に降りて行くといきなりナポレオンフィッシュの歓迎! ワアワア言っているうちに沖の方にはマダラトビエイガ悠々と泳いで行く。 渕ずたいに沿って行くとヨスジフエダイ、ノコギリダイ、ウツボ、アオヤガラ、ハナゴイ等々がいっぱい居る、オドリハゼやテッポウエビと共生しているハタタテシノビハゼもいた。 珍しくトラブルも無く終了! 
442 10:58 12:03 1:05 19.7m 日本 沖縄 宮古島 八重干瀬ドゥ・イースト・パラダイス ボート 多少波 多少 29℃ 28℃ 30m
 今日からはお客さんも少なくなって総勢9名、お天気もまあまあだったし船は八重干瀬を目指した。 久しぶりの八重干瀬だ! 
 ダイブ・キッズの18番のドゥーイーストパラダイスへ 透明度も30mくらいできれいだ! デジカメを娘に渡し、私はカメラを持ってエントリー・・・がここでトラブル発生! 水中で娘が何か指を指しているので見にいったらデジカメのハウジングの中に水滴がスジになっている、さあたいへんだ、自分の持っていたカメラとデジカメを交換して私は船まで戻ることにした。 水深3メートルくらいのところまで浮上したら水も入って来なくなったので、そのまま船まで泳ぐ、途中船の位置を確認するために浮上、まだ100メートルくらいある、パッチン錠を外して中の水を出す、2CCくらい入っていたのだろうか? でもスイッチを入れると正常に動くので一安心、船に上がりハウジングを開けてティッシュペーパーで拭いて直ちに潜行! (保険が二つも利くので余裕でした) 
 みんなはだいぶ遠くまで行ってしまったので、船の下で遊んでいたI氏と合流、暇だったので大きい根の周りで運動会ごっこしていました。 
443 13:27 14:15 0:48 26.1m 日本 沖縄 宮古島 八重干瀬  上記パートU ボート 多少波 多少 31 28 30m
 一本目嫌なことがあったので、二本目は気合を入れて入る。 エントリー直後娘が根の下の方に居た亀を発見! でも見たのは私と娘とI氏の三人だった。 ここはガーデンイールやハナダイギンポが居るポイントだ。 ガイドの木村さんも久しぶりなので居るかどうかとの話、でもその根に行くと居る居る確認できただけで二匹いました。 ハナダイに混じってしかと泳いでいます。 他にキンメモドキやらスカシテンジクダイ、小指ほどのウメイロモドキ、ヨスジフエダイのの赤ちゃんも、アポゴンも居たので口の中をのぞいて見るが卵はいなかった! 途中寒くなったので50分足らずで浮上。
444 9:58 10:46 0:48 31.5m 日本 沖縄 宮古島 L字アーチ ボート 多少波 多少 30℃ 28 20m
 今日もお客さんは8名とのこと、全員が三本希望なので早めに船を出す。 私の読みどおりのパターンだ、エントリーしてアーチの方に行くと居た居た、いつもの巨大ロウニンアジが、でも今日は一匹しか出てこない、機嫌が良い時は4〜5匹それも穴の上の方まで来るのになー でも見た人三名・・・ 帰り際に長いトンネルをくぐるが私は狭いと頭を打ちそうで嫌なので遠慮して泡の出る上を泳いで行った。 
 ここでさらに事件発生! 私ではなかったがゲストの一人が深場で購入したばかりのB-izumのナイトロックス使用のチタンバージョンを落としていることに気がついた。 みんなが心配してもう一本ここで潜るかと言ったがダイブ・キッズの木村さんの力強い一言、次はすぐ隣のWアーチだからそちらからエントリーして探しますよと・・・結果オーライ! 帰る時には彼女の腕にちゃんと納まっておりました。(二本目からは使えなかったけどね)
445 11:36 12:34 0:58 17.5m 日本 沖縄 宮古島 Wアーチ ボート 無し 無し 31 28 20m
 ここはL字アーチのすぐ隣のポイント、前述のようにダイブ・キッズの木村さんは隣のL字アーチまでダイコンのサーチ&リカバリーに遠征、私達は輝ちゃんのガイドでWアーチを潜る。 ノコギリダイの群れの脇を通り過ぎてアーチの入り口に、ここでハダカハオコゼ発見。 さらにトンネルの中に入るとリュウキュウハタンポの群れ、奥に入って行くとオトヒメエビ、イセエビがたくさん居た。 今日はシモフリタナバタウオは居ないようだった。 時間もたっぷりあったので二回もトンネルをくぐって遊んでいた。
446 14:14 15:12 0:58 23.5m 日本 沖縄 宮古島 白鳥崖下(スネークホール) ボート 無し 無し 31℃ 28℃ 20m
 ここは娘美奈子のお気に入りポイント、昼食時にスノーケリングをして遊ぶ、ついでにデジカメの水没チェックも・・・スキンで5〜6メーター潜るがだいじょうぶだった。 しかしここでまたまた大失敗! エントリーして15メートルくらい潜行してモンツキカエルウオを接写しようとしたら、やはり水没、慌てて船に戻りデジカメを置いて再潜行。 スネークホールから見る外洋はブルーがとてもきれいだ! モンツキカエルウオ、アジアコショウダイの幼魚、ハナダイ、ハナゴイ、ミノカサゴ、グルクンの群れがたくさんいるがカツオは回って来ないようだ。
447 10:33 11:28 0:55 35.1m 日本 沖縄 宮古島 アントニオガゥディ ボート 無し 多少 30℃ 28 25m
 ここは私の好きなポイントの一つだ、エントリーしてガゥディの方に行くと早速ヨスジフエダイの群れが居る。 ずーと落ちて行くとガゥディだ。 穴を縦横にくぐり、船の方に戻る途中オドリハゼの居る穴(砂地)のところでオドリハゼを撮ろうとするが、引っ込んだっきり出てこない、しょうがないのでテンスの幼魚とテッポウエビとハタタテシノビハゼの共生を撮る、帰り際の浅いところに居たハダカハオコゼを木村さんが発見、こんな浅いところにもいるんだな〜と感心しつつ写真を撮る。
 今日の昼食時の水面休息は私と娘のリクエストで佐和田の浜だ。 ここは下地島の飛行場のすぐ沖にある白砂に珊瑚の根がポツリポツリとあるすごくきれいなポイントだ。 水深も3メートルくらいしかなくスノーケリングやスキンダイビングには絶好のポイントである。 ところどころにある根にはサンゴが付いていてデバスズメダイやミスジリュウキュウスズメダイ、クマノミも居る。 二時間くらい遊び今回最後のポイントのトリプルスリーに移動。
448 13:39 14:32 0:53 35.0m 日本 沖縄 宮古島 トリプルスリー ボート 無し 多少 31 28 25m
 今回の宮古島もこれで最後です。 いろんなトラブルがあったけど重大なトラブルは皆無! 最後のダイビングを200%楽しもうとカメラも無しでエントリー、エントリー後すぐにノコギリダイとアカヒメジの群れ、クマノミ、巨大アカククリが十匹以上も・・・途中でイソマグロ二匹、アーチの方にサメでも居ないかと行くが見当たらない、(ハナヒゲウツボの幼魚が居たそうです) 最後に今回の11本のダイビングの窒素を全て抜くべく安全停止を兼ねて浅場のゴロタでキンチャクガニを探すが不発! 

《今回のトラブル七選》

今回は何故かいろんなトラブルが続出、やはり家に置いて来た女房と息子の怨念か?
@ 一本目、時間がないのど船上でフィルムセットをしたカメラが曇って写真が撮れなかった。
(曇りが取れたのは浮上直前)
A 8年近く使っていたマスクのストラップが切れてしまった。(当たり前か?)
B 昨年新調したばかりのフルフィットフィンのストラップが切れてしまった
C ダイビング・コンピュータが誤動作(密閉ケースに入れて飛行機で運搬したため、二日目より復帰)
D エアーUのフリーフロー(8年近くオーバーホールしなかった罰があたったのかも)
E デジカメの水没(買ってからまだ五本目だと言うのに・・・でも中身だけはなんとか助かった)
F 最終日ログ付けをしている時はなんともなかったが、夜パッキングをしているとダイコンにSOSの
メッセージが表示されている。 減圧停止無視でもないしな〜

よく見て見るとやはり
液晶部分のオイル漏れだった。(ちなみにアラジンのエアーXです)
 (一年半前にもあったことです、その時はクレーム処理をしてもらいました。)
まあクレーム処理か保険で出して
もらいましょう!
イロイロトラぶりましたが実損はマスクのストラップとフィン一枚でした。 いや〜保険に入っていて良かった。

今回のお薦めの写真
テンス幼魚 コブダイくんの幼魚(メス)
テンス幼魚拡大 コブダイくん幼魚(メス)

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