宮古島ログE

男性ひとりに女性五名の豪華ハーレム&グルメの宮古島ツアー
参加者について
 幸運な男性は去年から宮古島に狂っているM氏、取り巻く女性は看護婦のダブルKさん、クラブ会計担当のTさん、去年も11月にM氏に同行したベルーガさん、Mさんの合計6名。  経験本数平均百二十本前後、年齢平均40歳強と言う豪華メンバーになりました。


宮古空港までの道のり
 6月17日新潟県の各地を出発し十日町市の某所に深夜(早朝)2時45分に集合、早朝の関越道をひたすら走り東京へ、あまりにも早く着きすぎ、ついでに都内のS女史をお迎えに。
 予定より少し早い午前6時過ぎに東京羽田空港に到着、空港にて朝食後午前7時25分発宮古直行便に乗る。 JTA021便は定刻に羽田空港を出発、。 
 また日本トランスオーシャン航空は東京直行便開設10周年と言うことで、ダイバーの荷物を45キロまで無料、機内での抽選ですてきなリゾッチャのトートバックプレゼントのキャンペーン中だったんですが、ツアー前ダイビング雑誌のプレゼントで宮古島ダイブキッズの無料ダイビング券をゲットしたばかりのM氏は、さらに満席のB737-200の乗客130名中たったの5名しか当たらない幸運をゲットしてツキ男の本領を発揮していました。


いざハーリー(海神祭)の宮古島へ
 定刻より少し前の10時15分に宮古空港到着、この空港は去年新築したばかりで南国らしいすてきな建物です。 天候は梅雨明けしていない割には南国特有のムッとしたドピーカンの晴れ空でした。 ダイブキッズのスタッフ原田ちゃんの出迎えを受けさっそくサービスへ、宮古島の良いところは空港から市内が近いとこかな。 5分少々で今回お世話になるダイブキッズへ。 今日は旧暦で言うハーリーの日だと言う事でオーナーの木村さんはそちらに出かけていました。 ハーリーとは雑誌等で見たことがあるかも知れませんが、沖縄の木造船を何人かで漕いで競争する行事で、これで良い成績をあげるとその年の漁が大漁になると言われている行事で、各港で行われているそうです。 もう1日早く行けば参加できたのに… 漁師のチーム、学校のチーム、飲み屋の姉ちゃんチーム、観光客も混じって面白い行事だったみたいです。 到着後ダイビング申込書を書きさっそく器材の準備をする。


ダイビングのこと
 予定では初日2本、二日目3本、三日目3本、四日目2本の計画をたてていたんですが、はたしてどうなることやら… 結果は下記の通りです。
No. ポイント名 潜水開始 潜水時間 最大深度 備考
1 伊良部島 クロスホール 13:30 58分 26.5m
2 伊良部島 崖下(スネークホール) 15:50 65分 21m 2名パス
3 伊良部島 L字アーチ   10:26 58分 34.8m
4 伊良部島 サバ沖ヒルズ 14:08 52分 26.5m
5 伊良部島 Wアーチ 16:13 55分 27.5m
6 伊良部島 サージョンリーフ 10:20 50分 30m
7 伊良部島 オーバーハング 12:10 55分 30.6m
8 伊良部島 崖下(スネークホール) 15:15 54分 20m 再リクエスト
9 八重干瀬 ドゥー・イースト・パラダイス 10:39 55分 26.7m
10 八重干瀬 キジャカ 13:22 52分 23.2m

※ お天気は17日、18日と晴、19日、20日は曇り時々雨、気温は28℃〜31℃、水温28℃、透明度は20m〜30mでした。

 これはあくまでも特派員である私のデーターですのでご参考までに
 ちなみに特派員は撮影等のお仕事があるので、真っ先にエントリーして、時として最後のダイバーがエントリーするまで12分も待ったこともありましたし、減圧停止が出そうになり常に安全停止を5メートルで3分以上しておりましたので、他のダイバーよりもだいぶ潜水時間が長いと思います。 また常に私よりもだいぶ下の方を泳いでいたダイバーもいたようです。

 初日の二本目のみ睡眠不足と疲れのため、二人のリタイア者が出たことをご報告しておきます。 あとは6名で正味四日間で合計58本と言う体育会系ダイバーのノリでした。

 ポイントは前述しましたが、折からの南風で穴穴穴の通り池や魔王の宮殿等で有名な下地島側のポイントには潜れずにほとんどが、伊良部島の北側のポイントになってしまいましたが、最終日になんとかと言うことで、八重干瀬の丸秘ポイントまで案内してもらいましたが、太陽が…太陽が…出ていれば言うことナシだったんですよ!

 去年フィリピンで10キロのウェイトを背負って潜っていたお母さん、いくらタンクの種類が違うとは言え、今回はウェイト2キロで潜って中性浮力もバッチリ! やはり短期間で数多く潜ると言うのはスキルアップの極意だと思います。



今回見たお魚さん達
 初日の一本目から三本続けてイソマグロを見ました。 あとロウニンアジカスミアジカツオの群れ、バラフエダイアカククリマダラトビエイ(見なかった人も?)クマノミ五種類(トウアカクマノミ以外のクマノミで、ハマクマノミカクレクマノミハナビラクマノミセジロクマノミオニダルマオコゼのペア、ヒトヅラハリセンボンハナビラウツボアジアコショウダイアヤコショウダイ、チョウチョウコショウダイ、ヨスジフエダイ、ノコギリダイ、アカヒメジ、ツノダシ、ハタタテダイ、オニハタタテダイ、タテジマキンチャクダイ、ニシキヤッコ、フエヤッコダイ、アカマツカサ、アオヤガラ、ヘラヤガラ、モンガラカワハギ、ゴマモンガラ、クマドリ、ナンヨウブダイ、ネッタイミノカサゴ、ハナミノカサゴ、キミオコゼ、ハダカハオコゼ、グルクン、スカシテンジクダイ、キンメモドキ、オビイシヨウジ、ウコンハネガイ、ガーデンイール、メガネゴンベ、ミナミゴンベ、ホシゴンベ、キンギョハナダイ、ケラマハナダイ、フタイロハナゴイ、アカネハナゴイ、リュウキュウハタンポ、マクロなとこでアカメハゼ、クロユリハゼ、ハタタテハゼ、アカハチハゼ、イシガキカエルウオ、モンツキカエルウオ、ガラスハゼ、オトメハゼ、アカホシカクレエビ、イソギンチャクカクレエビ、始めて見たシモフリタナバタウオ、あとカニ類、熱帯系の魚の幼魚がいっぱいいてとても楽しめました。
 ちなみに今回のツアーに参加した方ゲージばっかり見ていないで、たまには水面の方も見ると大物が泳いでいることもありますよ。


ダイビングサービスのこと
 M氏推奨のダイブキッズ、スタッフは宮古島で開業して12年目のオーナー木村さん、風間トオル似の石橋さん、ハワイや八丈島、慶良間でならした原田ちゃんと木村さんの奥さんのひろみさんと2歳になる一人っ子のリナちゃん。

 ダイブ・キッズのなにが良いのかと言うと、まずダイビング、ガイドはマニアックの魚からポピュラーの魚までボードに名前を書いて水中で説明してくれる。

 ダイビングスタイルはまず水中に集合して最初の35分〜40分はガイドしてくれて、その後は各自残圧のある限り船の近くでフリーダイビング。 見たい魚がいたら、余程レア物で無い限りだいたいは見せてくれます。

 次に手作りランチ、フライドチキンやウインナソーセージ、卵焼き、サラダ、おにぎり、さらに季節に合わせて冷たいソーメン等も、飲み物は麦茶からコーンスープ、味噌汁、コーヒー、ワカメスープと至れり尽くせりです。

 圧巻はダイビング後のジャグジータイム、6・7人も入れるジャグジーがサービスのベランダにあって、ダイビング後のひとときを老若男女入り混じってのダイビング談義。

 今回は3ボートが二日もあったので、最終日しか出来ませんでしたが、ダイビング後のロギングタイム、ボードに水中マップを書いて見たお魚さん等マニアックに説明してくれます。

 さらにM氏がお気に入りの陸上ナイトのガイドサービス、夕食にあるいは夜な夜なの内地ギャルクラブにガイド付きで深く潜行していたのは…



毎夜楽しみなグルメツアー
 初日「笑和亭」、二日目「ぽうちゃたつや」、三日目「召し上がれ」、四日目「西里屋」すべて現地郷土料理の店です。 あいにくメンバーの中にお魚嫌いの人が約一名、お寿司屋さん等にも行く予定だったんですが、郷に入りては郷に従えで毎夜の郷土料理三昧でした。 食べたメニューはコブシメの煮付け、カツオのお刺身、ゴーヤ・豆腐・ソーメン・まんじゅう(パパイヤ)のチャンプルー、ラフティー、ミミガー、足テビチ、グルクンの干物、グルクンのから揚げ、ミーバイ(ハタ)の煮付、豚キムチ、豆腐ヨウ、沖縄モズク、海ぶどう、海水のにがりで作った島豆腐の冷奴、厚揚げ、ガンモドキ…あまりいっぱい食べたので忘れてしまいました。

 飲み物は言わずと知れたオリオンビールの生、地元宮古島産の泡盛「菊乃露」「琉球王朝」等の古酒。 やはり島に行ったら島酒が一番ですね。
 最終日の最後の最後に行った「一番地」ここの揚げたて天ぷら入りの天ぷらウドンはたいへん美味しかった。


陸上ナイトは…
 初日、二日目とお疲れのせいかM氏夕食後まっすぐホテルへ?
でも三日目、四日目の晩はガイドを引き連れて深夜(早朝)までナイトダイビングに励んでおりました。 特に最終日は女性陣も引き連れて内地ギャルクラブへ行き、身の潔白を・・・・・
 詳しく聞きたい方は直接M氏に聞いて見て下さい。



知り合った人々の紳士・淑女録
 今回ダイブキッズで知り合った方のご紹介を少しさせていただきます。

JAH 小島さん
茨城のショップのスタッフで、今回は少し早めの夏休みで来ていた方。  9月にショップで宮古島ツアーをするので、その下見がてら遊びに来ていました。   巨人の宮本似の良い男(34歳、残念ながら女房・子持ちでした)

いくよちゃん
 お姉さんが宮古島在住で元ダイビングショップのスタッフをしていた関係で遊 びに来ていました、今回が3回目の宮古島だそうです。今年の2月に伊豆でC カードを取得してまだ十数本目、今回がウェットスーツデビューだそうです。
 23歳のうら若き女性。 長野県栄村出身で現在長野市に住んでいる、中々 面白い女性でした。 アポゴンに引っ張り込んで平均年齢を下げなくては。


ミス樋口
 郁世ちゃんと同じく長野県栄村出身で学校時代のクラスメート、今回は石 垣島、西表島とひとりで回って来て、宮古島で合流、ボートに乗って体験ダイ ビングをしました、それも八重干瀬で、なんとラッキーな方なんでしょうか?
さっそくM氏が突っ込みを入れたら、なんとお住まいがM氏と同じ川西町だったんですよ。 そしてそこの??業のオーナーがM氏の同期生、世の中狭いです
よねー。 アポゴンに誘って講習でも? って聞いたら若いうちにワーキングホ リデーで外国に行きたいと言っていました。 今時の若い女性はパワフルですね。


ナオツカさん
 去年の夏休みM氏と一緒になった方で慶応大学出身、現在IBM勤務。  歳は? 口数が少なくなかなか笑わない方。 二晩夕食をご一緒してアポゴン チームの独身女性陣にお薦めするが、誰もまったく気にしない。
 コラッ 玉の輿になりたくないのか!


エクシブ鳥羽のグループ
 三重県の鳥羽から来たショップスタッフ一名を含め6人組。  金曜日の早朝鳥羽を出発して関西空港から直行便で宮古島に12時15分着。  午後から二本とナイトダイビングの合計三本(うち三名はリタイヤ)
翌日も三本潜って日曜日に帰りました。 なんとタフな方だったんでしょうか? でも同行したスタッフがお客さんのケアを忘れて自分だけ楽しんでいたみたいであまり感じがよくありませんでした。

山形県から来たおかしなおかしなカップルさん
 四日目に八重干瀬でご一緒した方で、前の日に仙台まで出てそこから那覇経由宮古島にきたそうです。 山形県の同じスポーツクラブの会員さんだそうでビックリしたのは時計もダイコンも持っていなかったことですが…   タンク数は十数本と言っていましたが、女性の方はイザリウオ状態でした。


宮古島の概要
 宮古島は沖縄の那覇市から南に320キロに位置する北緯24度の亜熱帯地方に属します。
 三万人の平良市と宮古郡伊良部町、下地町、城辺町、上野村、多良間村からなりその人口の合計は五万人くらいです、平良市のある本島と最近橋で繋がった池間島、来間島と伊良部島、下地島、多良間島、水納島、大神島からなっています。 本島はレンタカーで廻れば半日でオーケー、トライアスラーになった気分で自転車で廻っても1日あれば充分です。
 気温は冬場でも18℃くらいで夏場は最高気温が32℃くらいです。 水温は冬場の一番下がった時で20℃、夏場では28℃〜30℃くらいになります。 島には山が無く標高百数十メートルが一番高いところです。 近年観光に力を入れ宮古島と言うとトライアスロンを思い浮かべるようになりました。 
 年間26万人と言うと佐渡が100万人を割ったことを考えると、すごいなーと思います。 やはり珊瑚礁と言う目玉があるせいでしょうか。 コブダイくんも台風さえこなければ老後を宮古島でなんてことを言っていましたが…気候は良いし、食べ物は安くて美味しいし、ビックリしたのはタクシーが多いのとタクシーの初乗りが390円だったことです。
 アクセスは東京羽田空港から直行便で2時間45分、関西空港からの直行便で2時間半、那覇から45分、これって東京から佐渡に行くよりはるかに近いですよ!

 沖縄本島に行くよりも少々飛行機代が掛かりますが、時間は慶良間に行くより短いし、ダイビングも水温が2℃くらい高いし、地形が面白いポイントがたくさんあります。
 八重干瀬と言う巨大珊瑚礁もあるし、ここはやはり行って見るしかありませんね!
  
 冬場の格安ツアーなら二泊三日2ボートダイビング付きで4万円くらいからありますよ。
但し7・8月はピークシーズンなので三泊四日4ボートダイビング付きだと10万円前後になるでしょうか。 秋は台風シーズンだしお薦めは6月下旬の梅雨明け時が一番です。


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